どうして虫歯になるの?~虫歯の因子~
投稿日:2020年8月18日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩1分にあるならしのコウノ歯科・矯正歯科です。
虫歯になるから歯を磨こうと言われると思いますが、
どうやって虫歯になっていくか知っていますか?
今日は虫歯になる因子についてお話しします。
虫歯の因子は ”細菌”、”宿主(歯の質、唾液)”、”糖分”、”時間” の4つがあります。
お口の中には虫歯の原因菌がいます。
この細菌が食事で取る食べ物に含まれている糖分を栄養として増殖し
プラークと呼ばれる粘着性の物質を作り歯にくっつきます。
それと同時に酸を作り出し、
この酸により歯の表面のカルシウムイオンなどが溶け出していきます(脱灰といいます)。
お口の中の唾液により酸は中和され、
カルシウムイオンなどが歯に戻っていきます(再石灰化といいます)。
この脱灰と再石灰化のバランスが崩れると歯に穴があいて虫歯となっていくのです。
歯の強さなど歯の質にもより虫歯のなりやすさなども変わってきます。
これらに時間が加わり虫歯は進行していきます。
この4つの因子が合わさって虫歯は作られてしまいます。
虫歯菌の栄養となる糖をお掃除しなければ酸の生産が進み虫歯になってしまいます。
だから、食べたら歯磨きをしなければいけないのですね。
ご自身ではしっかり磨いていても、うまく磨けていない場合もありますので
一度歯磨きの仕方を聞くのもいいと思います。
本院では予防にも力を入れていますので、一度ご相談ください。
正しい歯磨きと定期的なチェックをして虫歯にならないようしましょう。
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