歯の生える時期や順番が変わってきています!
投稿日:2021年8月30日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩3分にあるならしのコウノ歯科・矯正歯科です。
歯の生える順番や時期については以前にもお話したと思いますが
今までは乳歯の生えはじめは生後6~8か月頃下の前歯からでした。
それから3歳くらいにかけて全部の乳歯が生えそろい
6歳頃下の奥歯の後ろにはじめの大人の歯が生え始めるという順番でした。
しかし最近歯の生える時期について大規模な調査が行われ
順番が変わってきていることがわかりました。
子どもの歯が生える時期は発達の目安にされたり
子育てされている方々はとても関心のあることですね。
乳歯が生え始める時期は早くなっています
2018年に日本小児歯科学会が行った全国調査の結果
始めて生える乳歯の時期が大幅に早まっていることがわかりました。
下の前歯が生える時期は生後5か月~9か月。
30年前の調査では8~10か月でしたので3か月程度も早まっています。
赤ちゃんにとっての3か月はとても大きな違いですね。
始めて生える時期は早まっているのに対し
奥歯が生えてくるのは少し遅くなっています。
永久歯は前歯から生えるようになりました
子どもの歯の後ろに6歳ころ生えてくる奥歯(6歳臼歯)が
一番初めに生えてくる大人の歯で、
次いで下に前歯が生えていましたが、
その順番が反対になり前歯が先に生えてくるようになりました。
生える時期には個人差が大きく上記の表でも幅が持たれています。
特に乳歯の生える時期については心配が大きいと思いますが、
目安としてはこの期間には生え始めてこないときには歯科を受診するようにしましょう。
生えるか生えないかのチェックだけではなく
これから気をつけなければいけないことなども教えてもらえます。
乳歯も永久歯も虫歯にならないための予防が大切です。
特に奥歯は磨きにくいためケアが難しいですが、
もうすぐ生えてくるかも、と時期がわかると予防もしやすいですね。
生える時期や予防のことなど不安なことがありましたらご相談ください。
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