乳歯の大切な役割 乳歯の虫歯も放置しないで治療しましょう
投稿日:2020年7月8日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩1分ならしのコウノ歯科・矯正歯科です。
今日は子どもの歯(乳歯)の重要性についてお話します。
”子どもの歯は虫歯になってもいずれ抜けて大人の歯に生え変わるから大丈夫”
というように考えている方もいらっしゃいます。
しかし乳歯にはとても重要な役割があります。
乳歯の役割として
まず食べ物を噛む(咀嚼する)こと。
よく噛んで食べることで顎の正常な発育が促進されます。
食べ物をしっかり噛めるということは
栄養をしっかり取れ、良好な成長にも影響します。
次に、言葉の発声にも影響をします。
乳歯期は言葉を覚える時期ですから
この時期にしっかりとした発音が身につけられ
きちんとした発声ができることはとても大切です。
そしてもう一つ、
乳歯は大人の歯(永久歯)にはないとても重要な役割を果たしています。
それは永久歯がしっかりと生えてくるためのガイドとなること、
永久歯がしっかり生えてくるためのスペースを保つこと(保隙)です。
乳歯が虫歯で抜けてしまったりすると、
永久歯が生えてくるスペースが無くなったり、
本来とは違う方向に生えてしまったりすることで様々な悪影響を及ぼします。
うまく咬めなくなってしまったり、歯磨きがしにくいなど影響で
虫歯や歯周病になりやすくなってしまったり、発音がしにくくなってしまったり、
見た目にも影響が出てしまいます。
お子さんの歯を毎日しっかり磨くことは大変かもしれませんが、
乳歯の大切さを認識して歯の健康管理をしてみてください。
(お子さんの仕上げ磨きについてはこちらの記事も参照してください)
定期的に歯科医院で診てもらったり、相談することも大切です。
患者様一人ひとりにあったケアの仕方のお話や虫歯の予防処置もできます。
お気軽に相談してみてくださいね。
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