生まれた時から歯が生えている?先天性歯は早めに受診を。
投稿日:2021年7月28日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩3分のならしのコウノ歯科・矯正歯科です。
子どもの歯は全部で上の歯が10本、下の歯が10本、
全部で20本生えます。
一般的には生後6~8か月ごろ下の前歯から生え始めますが
稀に生まれた時から歯が生えていることや、
生後間もない赤ちゃん(2か月以内)に歯が生えていることがあります。
これらの歯のことを”先天性歯”といいます。
歯は象牙質という黄色っぽい構造の上に
エナメル質という白い組織が歯の表面を覆っています。
このエナメル質のおかげで白くツヤツヤし硬くなります。
先天性歯はほかの歯のように顎の中でしっかり時間をかけて育ってきていないので
通常の乳歯のように白く、ツヤツヤしていなかったり
根っこがまだ未熟でとても短かったりする場合もあります。
歯が弱いので表面がボコボコしていたり
根っこが未熟なためグラグラしていて抜けてしまい誤飲や誤嚥の危険性も出てきます。
先天性歯に気づいたら早めに歯科医院を受診するようにしましょう。
また、歯が生える時期には個人差があるので5か月頃から生え始めたり
10か月ころ生え始めたりと個人により差がありますので、
心配しすぎなくて大丈夫ですが
気になることやお悩みがありましたら
お気軽にご相談ください。
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