コロナ禍とお口の関係
投稿日:2021年5月18日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
実籾駅から徒歩3分にあるならしのコウノ歯科・矯正歯科です。
コロナウイルスが日本でも感染が広がり2度目の夏を迎えようとしています。
今日はコロナ禍と口腔疾患の関連についてお話しします。
現在一斉休校という形はとられていませんが、
臨時休校や外出制限など様々な制約を受け
子どもたちにおいては、自宅で過ごす時間が長くなっているため、
生活習慣の乱れが危惧されています。
最も影響を受けやすいのは間食の回数で
増加傾向にあるのではないかと考えられています。
虫歯にならないために気をつけたい食べ方でもお話ししましたが
長い時間お口に食べ物が入っているとお口の中は
虫歯になりやすい環境になってしまいます。
また、常にマスクをしていなければならないことに
ストレスを感じていることも少なくないと思います。
口腔と心は密接な関係にあり
ストレスを受け交感神経が優位な状態が継続していると
口腔の乾燥感や粘つきが大きくなってしまいます。
乾燥する=唾液の分泌が減ることで
お口の汚れを洗い流してくれる作用も減り
虫歯や歯周疾患になりやすくなってしまいます。
さらに精神的ストレスは爪かみや歯ぎしりといった
口腔習癖にも関連していることが報告されています。
生活の乱れやストレスから睡眠不足が懸念されており
睡眠が十分にとれないと
歯が唾液中のカルシウムを取り込んで強くなる歯の再石灰化に影響が出てしまうので
虫歯予防の点からも問題です。
在宅時間が増えていることもプラスに考え
食習慣や生活習慣を見直してみるのもいいと思います。
歯磨きの時間をしっかりとって
歯ブラシだけでなくフロスや舌ブラシも使用してみる、
お子さんの仕上げ磨きをしてあげる、
歯磨きの仕方を見てあげるなど
お口のケアに時間を使ってみてください。
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