小児に見られる前歯部の隙間は生える順番と関係し、自然と治ります|習志野の歯医者|実籾駅1分の、ならしのコウノ歯科・矯正歯科

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小児に見られる前歯部の隙間は生える順番と関係し、自然と治ります

投稿日:2020年11月8日

カテゴリ:スタッフブログ

実籾駅から徒歩1分にあるならしのコウノ歯科・矯正歯科です。

以前乳歯列に見られる生理的な歯の隙間についてお話したと思いますが

大人の歯が生えて来た頃に見られる生理的な歯の隙間についてお話します。

 

歯が生える順番

大人の歯は6歳頃から生え始め、

12歳ころにすべて生え揃います。

まず永久歯の萠出順序についてです。

永久歯は通常

上の歯では 6→1→2→4→3→5→7

下の歯では 6→1→2→3→4→5→7

の順で生えてきます。

※個人差があるので必ずこの順とは限りません。

 

すきっぱになる時期、治ってくる時期

前歯が生え始めた頃は一時的に前歯の間に隙間が空きます(正中離開)。

これをみにくいあひるの子の時期(Uglr duckling stage)と呼びます。

これは不正咬合、すきっ歯と呼ばれるような状態ではなく

誰にでも見られる正常な空隙です。

隣の歯が生えてくるとだんだん隙間は閉じていき

犬歯(3番)が生えてくると隙間はなくなり

きれいな歯並びになっていきます。

 

お子さんの歯並びでこの時期の隙間を気にされる方もいらっしゃいますが、

これは誰でもなる正常な歯並びですので

心配しなくて大丈夫です。

 

しかし稀に過剰歯が存在していて正中が閉じない場合もありますので

隣の歯が生えてきても隙間が変わらない、隙間が広すぎるなど

なにか心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。

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