マウスピース矯正の特徴とマウスピースの取り扱い
投稿日:2021年2月26日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
ならしのコウノ歯科・矯正歯科です。
本院では歯科矯正治療も行っていますが
今日はマウスピース矯正についてお話します。
マウスピース矯正とは
マウスピースを歯にはめて少しづつ形の違うマウスピースを
ご自身で取り換えていって歯並びを治していく方法です。
マウスピースは基本的にはお食事と歯磨きの時以外には装着していただきます。
一日に20時間以上装着することが目標です。
毎日この装着時間が守れていることを前提として
1週間ごとなど主治医から指示のあった期間で次のマウスピースに交換していきます。
治療が計画通りに進むためには適切な使い方ができていることが必要です。
マウスピース矯正の特徴
・目立ちにくい
マウスピース矯正の一番のメリットは矯正していることが目立たないことです。
上の画像の通り透明な装置なので
矯正治療していることは他人からほとんど気づかれません。
・自分で取り外せるから歯磨きしやすい
ご自身で取り外し可能なことにより
歯磨きがいつも通りできます。
しかし歯磨き後はまた何時間も装置をつけたままになるので
磨き残しがあると汚れを歯に密着させていることになるので
しっかり磨きましょう。
・痛みや違和感が少ない
ワイヤー矯正では装置が頬の内側に当たることで痛みを感じてしまうことがありますが、
マウスピースは歯に密着しているのでつけていることでの痛みや違和感が少ないです。
また歯の動きによる痛みもマウスピースの方が感じにくいようです。
痛みの感じ方には大きな個人差がありますので、
誰でもまったく痛みを感じないという意味ではありません。
・通院回数が減らせる
ご自身で適切に装置が使えて交換ができていれば治療が進むので
ワイヤー矯正のように”歯科医院に通院してワイヤーを交換しなければ
治療が進まない”というわけではないという点で通院の頻度が減らせます。
しかし定期的なチェックは欠かせないので通院しなくてよいということではありません。
マウスピースの取り扱い
マウスピースを取り外す際などはしっかりと手を清潔にしてから行いましょう。
また、マウスピース自体の清掃も行ってください。
お食事の時には装着していないから汚れないと考えるかもしれませんが
唾液に含まれるタンパクなどで少しずつ汚れてきてしまいます。
マウスピースに汚れが溜まってしまうと
歯茎が腫れて痛くなってきてしまいます。
歯磨きのときに歯ブラシや洗浄剤等を使用してお掃除してから
装着するようにしてください。
装置が変形してしまうので熱湯につけて消毒することはやめてください。
マウスピース矯正をお考えの方に…
マウスピース矯正には苦手とする症例もあるので
最後までマウスピースだけで治療できない場合もあります。
取り外し可能なことがよいと感じる反面
適切に使えていなければ治療効果は十分に得られないことなど
患者さんの自己管理が非常に大切になります。
本院ではワイヤー矯正・マウスピース矯正のどちらも行っております。
矯正治療をお考えの患者様はお気軽にご相談ください。
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